コース設計の原理/コースガイド
有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコース
兵庫県神戸市北区/開場1972年
設計:上田治
1972年開場、上田治設計の兵庫県神戸市北区の丘陵コース。1987年日本オープン(青木功優勝)、サントリーレディスオープン、2021年関西オープン(星野陸也優勝)など数々のプロトーナメントを開催してきた名門コース。
有馬ロイヤルゴルフクラブ ロイヤルコースは、上田治の設計により1972年11月に開場した、兵庫県神戸市北区の丘陵コースである。18ホール・パー72の構成で、迫力あるバンカリングと砲台グリーンが随所に見られる。併設のノーブルコースは、元々あった9ホールをロバート・ボン・ヘギーが1996年に18ホールへ改編したものとされる。
1987年の日本オープンゴルフ選手権(優勝:青木功)をはじめ、サントリーレディスオープン(1990年ほか複数回)、2021年の関西オープンゴルフ選手権(優勝:星野陸也)など、数々のプロトーナメントの舞台となってきた。2027年には関西オープンがノーブルコースで開催される予定と伝えられる。各ホールの特徴・ヤーデージは公式サイトのロイヤルコース詳細ページに基づき、代表ホールの解説として別途まとめている。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
1番 パー5・517/490/435ヤード(HDCP13)
フェアウェイは広く、ティーショット・セカンドショットは伸び伸びと打てるが、グリーンを狙うショットは打ち上げになるので距離感がつかみにくく、正確なアプローチが必要とされる。グリーンは右から左に高くなる2段グリーンで、春はティ周辺の桜が美しいホール。チャンピオンティ535ヤード・バックティ517ヤード・レギュラーティ490ヤード・シニアティ435ヤード・レディースティ435ヤード(グリーンセンターまで)。
2番 パー4・436/410/366ヤード(HDCP7)
ティーショットは左サイド狙い。グリーンは高低差のある3段グリーンのため、カップ位置次第では3パットの危険が高く、グリーン奥からのアプローチは非常に難しいとされる。チャンピオンティ449ヤード・バックティ436ヤード・レギュラーティ410ヤード・シニアティ366ヤード・レディースティ366ヤード(グリーンセンターまで)。
3番 パー4・405/391/268ヤード(HDCP1)
ロイヤルコースの中で最もタフなホールとされる。左側はグリーンまで浅いOBラインが続き、コース全体にかなりの打ち上げになるためセカンドショット以降は爪先上がりのライになり左に行きやすい。無理なショットは避け確実なパー狙いが推奨される。チャンピオンティ430ヤード・バックティ405ヤード・レギュラーティ391ヤード・シニアティ268ヤード・レディースティ268ヤード(グリーンセンターまで)。
4番 パー3・181/166/77ヤード(HDCP9)
谷越え&若干打ち下ろしの、風の計算が非常に難しいホール。グリーンは砲台で左右には深いアゴのバンカーがあるため、キャリーで攻めたいホールとされる。チャンピオンティ193ヤード・バックティ181ヤード・レギュラーティ166ヤード・シニアティ80ヤード・レディースティ77ヤード(グリーンセンターまで)。
5番 パー4・385/334/296ヤード(HDCP5)
やや右ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイ左サイドがティーショットのベストポジションとされ、グリーン右手前にある段差の高い大きなバンカーに注意が必要。チャンピオンティ407ヤード・バックティ385ヤード・レギュラーティ334ヤード・シニアティ300ヤード・レディースティ296ヤード(グリーンセンターまで)。
6番 パー3・158/146/124ヤード(HDCP17)
2段池越えの名物ショートホール。方向性はもちろん微妙な距離判断が必要とされ、グリーンは奥から池に向かって速いとされる。チャンピオンティ160ヤード・バックティ158ヤード・レギュラーティ146ヤード・シニアティ124ヤード・レディースティ124ヤード(グリーンセンターまで)。
7番 パー5・505/471/440ヤード(HDCP15)
ほぼストレートなロングホール。飛ばし屋なら2オンも狙えるが、グリーン前に池があり要注意。無理をするとボギー・ダボもあるエキサイティングなホールとされ、セカンドショットの落とし場所に平坦な所が少なく慎重なクラブ選択がカギとされる。チャンピオンティ525ヤード・バックティ505ヤード・レギュラーティ471ヤード・シニアティ440ヤード・レディースティ440ヤード(グリーンセンターまで)。
8番 パー4・334/320/246ヤード(HDCP11)
広く打ちやすいホール。奥行きの短い横長の2段グリーンは確かな距離感と方向性で球を止めたく、グリーン手前のポットバンカーに注意が必要とされる。チャンピオンティ350ヤード・バックティ334ヤード・レギュラーティ320ヤード・シニアティ250ヤード・レディースティ246ヤード(グリーンセンターまで)。
9番 パー4・417/391/334ヤード(HDCP3)
ティーショットは距離を稼ぐなら右サイドバンカー越えから傾斜を使い、安全に攻めるなら左サイドから花道狙いとされる。グリーン手前の左右バンカーは深くパーセーブが難しい。トーナメント開催時はOUT・INを逆にしてこのホールが最終18番となり、グリーン奥にギャラリースタンドが設置される「伝説のホール」とされる。チャンピオンティ439ヤード・バックティ417ヤード・レギュラーティ391ヤード・シニアティ334ヤード・レディースティ334ヤード(グリーンセンターまで)。
10番 パー5・527/512/444ヤード(HDCP16)
フェアウェイは広く伸び伸びと打てるが、ティーショット・セカンドショットはいずれも左目狙いが安全とされる。グリーンは砲台のため距離感が掴み難い。トーナメント開催時はOUT・INを逆にしてスターティングホールとなる。チャンピオンティ547ヤード・バックティ527ヤード・レギュラーティ512ヤード・シニアティ444ヤード・レディースティ444ヤード(グリーンセンターまで)。
11番 パー4・404/379/336ヤード(HDCP4)
ティーショットは左バンカーの右側狙い。セカンドショットは両サイドにバンカーが口を開けているがオーバーは禁物とされる。グリーンは高低差の大きい2段グリーンのため正確なパッティングが要求される。チャンピオンティ425ヤード・バックティ404ヤード・レギュラーティ379ヤード・シニアティ336ヤード・レディースティ336ヤード(グリーンセンターまで)。
12番 パー4・367/347/325ヤード(HDCP12)
フェアウェイを横切るクリークを避けるため、風向きによってはティーショットでドライバーを使用するか迷う難しいホールとされる。グリーン右サイドの池もピン位置によりプレッシャーがかかる。距離は短くそれほど難易度は高くないが、1987年の日本オープン2日目に中島常幸プロが7を叩き1打差で日本オープン三連覇を逃したというエピソードが残る。チャンピオンティ388ヤード・バックティ367ヤード・レギュラーティ347ヤード・シニアティ325ヤード・レディースティ325ヤード(グリーンセンターまで)。
13番 パー4・367/349/262ヤード(HDCP18)
フェアウェイは広々とし思い切りの良いティーショットが打てる。グリーン周りの小さなコブの多いグラスバンカーは高度なアプローチ技術を要求するとされる。グリーンは縦長で右傾斜しているため左サイドに外すとパーセーブは難しい。チャンピオンティ397ヤード・バックティ367ヤード・レギュラーティ349ヤード・シニアティ262ヤード・レディースティ262ヤード(グリーンセンターまで)。
14番 パー3・199/192/116ヤード(HDCP6)
距離があるショートホール。グリーン手前には大きなバンカーが口を開けているため1オンが難しいホールとされる。チャンピオンティ211ヤード・バックティ199ヤード・レギュラーティ192ヤード・シニアティ120ヤード・レディースティ116ヤード(グリーンセンターまで)。
15番 パー5・564/472/445ヤード(HDCP10)
打ち下ろしのロングホール。ロングヒッターならバーディーを狙いたいが、グリーン右側の池に注意。セカンドショットで池を意識しすぎるとサードショットは急な左足下がりのライになるとされる。チャンピオンティ574ヤード・バックティ564ヤード・レギュラーティ472ヤード・シニアティ445ヤード・レディースティ445ヤード(グリーンセンターまで)。
16番 パー4・426/368/341ヤード(HDCP2)
ティーショットは左バンカーの上を狙って思い切り打ちたいホール。セカンドショット以降は打ち上げで、グリーン左手前のOBラインは浅く要注意とされる。グリーンは前後で2段になっているためセカンドショット前にピンポジションの確認が重要。チャンピオンティ481ヤード・バックティ426ヤード・レギュラーティ368ヤード・シニアティ350ヤード・レディースティ341ヤード(グリーンセンターまで)。
17番 パー3・169/145/145ヤード(HDCP14)
左手前にあるバンカーがグリーンの幅を狭く見せるショートホール。グリーンはアンジュレーションのきつい2段グリーンで、谷越えで風向きが変わりやすくティーショットのクラブ選びがカギとされる。秋はティグランド付近の紅葉が美しいホール。チャンピオンティ189ヤード・バックティ169ヤード・レギュラーティ145ヤード・シニアティ145ヤード・レディースティ145ヤード(グリーンセンターまで)。
18番 パー4・433/408/325ヤード(HDCP8)
打ち上げのため実際の距離よりも長く感じるホール。ピンの根元は見えず、グリーン手前のフェアウェイを横切るラフがさらにプレイヤーの距離感を狂わせるとされる。グリーンは奥から傾斜もあり非常に速いとされる。チャンピオンティ448ヤード・バックティ433ヤード・レギュラーティ408ヤード・シニアティ327ヤード・レディースティ325ヤード(グリーンセンターまで)。
出典:有馬ロイヤルゴルフクラブ公式サイト(arima-royal.com)、Wikipedia「有馬ロイヤルゴルフクラブ」、楽天GORA(https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/voice/detail/c_id/280018、上田治設計コース特集ページ)、Shot Navi、ゴルフダイジェスト社会員権記事、じゃらんゴルフの複数ソースで裏取り。設計者上田治、開場1972年11月、18ホール・パー72は複数ソースで一致確認。開場日(11月25日)はShot Naviとゴルフダイジェスト会員権記事の2ソースで一致するが公式サイトには日付の明記なし。ヤーデージはWikipedia(7,054ヤード)・Shot Navi・じゃらんゴルフで数値が大きく食い違い(一部はOUT/INの部分集計と見られる)、ロイヤルコース単体の確定値を本セッションでは特定できなかったため本文には記載していない。楽天GORA評価は2026-09-24再fetchで★4.6・2,747件を確認(前回調査時点の2,725件から増加)。1987年日本オープン(青木功優勝)、サントリーレディスオープン複数回開催、2021年関西オープン(星野陸也優勝)はゴルフダイジェスト会員権記事・Wikipedia・公式サイトの複数ソースで確認。2027年関西オープン(ノーブルコース)開催予定は公式サイトの記載による。各ホールのPar・HDCP・ヤーデージ(CHAMP/BACK/REGULAR/SENIOR/LADIES)・特徴解説は、有馬ロイヤルゴルフクラブ公式サイトのロイヤルコース詳細ページ(https://arima-royal.com/course/royal/detail)の記載に基づきholeNotesへ追加した。IN17番(パー3・189ヤード、谷越えの難ホール)についても同公式ページでHDCP・ヤーデージ・特徴の記載が確認できたため、ゴルフダイジェスト会員権記事のみに頼らず追加した。