原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

メディナ・カントリークラブ No.3コース

アメリカ・イリノイ州メディナ/開場1928年

1928年にトム・ベンデロンの設計で開場したコース。全米オープンを1949年、1975年、1990年に、全米プロゴルフ選手権を1999年、2006年に、ライダーカップを2012年に開催した歴史を持つ。2022年から2024年にかけてOCM(Origins Course Management)による大規模改修が行われ、かつて名物ホールとされた旧13番・旧17番のパー3を含むルーティングが大きく変更されている。

メディナ・カントリークラブ No.3コースは1928年、トム・ベンデロンの設計で開場したとされる。全米オープンを1949年、1975年、1990年に、全米プロゴルフ選手権を1999年、2006年に、ライダーカップを2012年に開催するなど、アメリカを代表するチャンピオンシップコースの一つに数えられてきた。2026年にはプレジデンツカップの開催が予定されている。現在のコース全体は約7,561ヤード・パー72とされる。

重要な注意点として、2022年から2024年にかけてオーストラリアの設計会社OCM(Origins Course Management)による大規模な改修が実施され、コースのルーティングが大きく変更されたと伝えられている。これにより、従来メディナの名物ホールとして広く知られていた旧13番・旧17番のパー3ホールは、改修後のルーティングでは再設計・再配置されているとされる。改修後は、新13番が湖に並行する形で配置されたパー3、新17番が湖を斜めに横切る角度付きのパー3として新設され、旧14〜16番も再編されて湖を横切る新16番パー4などに置き換わったと伝えられている。そのため、改修以前の資料に基づく「13番・17番が名物パー3」という紹介はそのままでは現在のコース構成に当てはまらない可能性がある点に留意が必要である。本セッションでは改修後の各ホールの正確なヤーデージ・パーまでは十分な裏付けを取ることができなかった。

コース全体のルーティング概観

メディナ・カントリークラブ No.3コースのホールルーティング模式図
公開されている情報をもとに作成したオリジナルの簡易模式図です。実測に基づく精密な測量図ではありません。

出典:USGA全米オープン開催履歴、PGA選手権開催履歴、Ryder Cup 2012開催情報、Wikipedia「Medinah Country Club」「Tom Bendelow」、PlanetGolf、Links Magazine、Fried Egg Golf、top100golfcourses.com、GolfPass、Golf Digest、PGA Tour公式サイト(2026 Presidents Cup preview)、OCM公式発表・golfcoursearchitecture.net(OCM改修完了記事)等をもとに再確認(2026-09-23)。開場年1928年・設計者トム・ベンデロン・全米オープン/PGA選手権/ライダーカップの開催年、2026年プレジデンツカップ開催予定は複数ソース一致で確認。コース全体ヤーデージは7,561ヤード・パー72が複数ソースで一致(大会用セットアップとみられる7,548ヤード・パー70の表記もあるが1ソースのみのため未確認)。改修前は旧13番・旧17番のパー3が名物ホールとして広く紹介されていたが、改修後の新13番・新16番・新17番の再配置は複数の専門メディア記事で確認できた一方、各ホールの正確なヤーデージ・パーおよびOCM改修の正確な竣工時期(2023年10月完了説と2024年夏再開説が資料間で併存)については本セッションでは十分な裏付けが取れなかったため、holeNotesには記載せず本文中で改修による変更の概要のみを明記した。