原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブ

イングランド・サウスポート/開場1897年

1897年にジョージ・ロウのルーティングで開場し、1932年にJ.H.テイラーとフレッド・ホートリーによって大幅に再設計されたリンクスコース。1954年以降、全英オープンを複数回開催しており、2026年には11回目の開催が予定されている。6番・12番・18番が名物ホールとされる。

ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブは1897年、ジョージ・ロウによるルーティングで開場したとされる。その後1932年に、全英オープン優勝経験者でもあるJ.H.テイラーとフレッド・ホートリーによって大幅な再設計が行われ、現在のコースの骨格が形づくられたとされる。以降もホートリー一族や近年はマッケンジー・アンド・エバートによる改修が継続的に行われてきたとされる。

1954年以降、全英オープンの開催コースの一つとなっており、2026年には11回目の開催が予定されている。砂丘に囲まれたフェアウェイと、フェアウェイ自体が比較的フラットである点が特徴とされる。6番、12番、18番などが名物ホールとして紹介されることが多いが、具体的な距離やグリーン形状の詳細については本セッションでは十分な裏付けが取れなかった。

各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント

6番 6番

名物ホールの一つとして紹介されることが多いホール。クラブ公式サイトによれば、全英オープン開催時は約500ヤードのパー4(ホワイトティー基準で499ヤード)として設定され、高台に配された1本目のグリーンへの厳しいアプローチと、向かい風の影響を受けやすいことで知られる(Wikipediaのスコアカードでは黒ティー512ヤード・パー4と記載されており、若干の差はティー区分の違いによるものとみられる)。一般プレー時はパー5(イエロー475ヤード、レッド440ヤード)で設定され、フェアウェイ中央をキープしつつ3打目の距離を縮められればバーディチャンスが生まれるとされる。具体的なバンカー配置については公式サイトに記述がなく、本セッションでは裏付けが取れなかった。

12番 12番

クラブ自らが「世界最高のパー3の一つ」と位置づける看板ホール。クラブ公式サイトによれば距離はホワイト183ヤード、イエロー159ヤード、レッド130ヤードとされ、Wikipediaの黒ティー183ヤードの表記とも一致する。ティショットが外れた際には急な切り立った縁(リベッテッドフェース)を持つバンカーが待ち構え、グリーン周辺は手前に向かって急激に傾斜しているため寄せが難しい。グリーン面自体は柔らかなうねりを持ち、正確なショットを打った者だけが報われる設計とされる(クラブ公式サイトおよびWikipediaで確認)。

18番 18番

正面にクラブハウスを望む、ゴルフ界でも屈指の知名度を誇る最終ホール。クラブ公式サイトによれば、チャンピオンシップ設定ではパー4・473ヤードとされる(Wikipediaのスコアカードでは黒ティー506ヤード・パー4と記載されており、設定ティーの違いによる可能性があるため数値には幅がある点に留意したい)。一般プレー時はパー5(イエロー465ヤード、レッド441ヤード)で設定される。具体的なバンカー配置については公式サイトに記述がなく本セッションでは裏付けが取れなかったが、フェアウェイを確実に捉えることがグリーンへの最良の視界を得る鍵とされ、ドライバーの精度が問われるフィニッシングホールである。

コース全体のルーティング概観

ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブのホールルーティング模式図
公開されている情報をもとに作成したオリジナルの簡易模式図です。実測に基づく精密な測量図ではありません。

出典:Royal Birkdale Golf Club公式サイト(royalbirkdale.com/history)、The Open公式サイトの開催履歴、Wikipedia「Royal Birkdale Golf Club」、Fried Egg Golf、Today's Golfer、The Golf News Net等をもとに再確認(2026-09-23)。開場年1897年・ジョージ・ロウのルーティングは公式サイトで確認。1932年J.H.テイラー・フレッド・ホートリーによる再設計は複数の専門メディアで一致する一方、公式サイト本文は1922年のHawtree & J.H. Taylor Ltd関与を記載しており年号にやや揺れがあるため、既存の1932年表記は据え置いた。1954年以降の開催・2026年で11回目は複数ソース一致で確認。J.H.テイラー・フレッド・ホートリーは再設計者として広く紹介されているが、本セッションではdesigners.jsonへの新規エントリー追加までは行わず、本文中の記述に留めた。6番・12番・18番のヤーデージ・パーは大会年・ティー設定により出典間で数値が異なり(例:6番480ヤード台〜514ヤードなど)単一値に確定できなかったため、また「名物ホール」という呼称自体も一次情報での明言は確認できなかったため、具体的な距離は記載していない。