コース設計の原理/コースガイド
ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブ(オールドコース)
スコットランド・トゥルーン(Troon)/開場1878年
1878年創設、当初5ホールから始まり18ホールへ拡張されたスコットランドのリンクスコース。1910年のウィリー・ファーニーによる改修で現在のルーティングと「ポステージ・スタンプ」の名で知られる8番パー3が生まれ、1922年のジェームズ・ブレイドによる改修を経て1923年からThe Open選手権会場となった。
ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブは1878年、近隣のホテルでの会合をきっかけに創設された。開場当初は5ホールのみだったとされ、その後18ホールへと拡張された。1910年、1883年全英オープン優勝者であるウィリー・ファーニーによる改修が行われ、現在の基本的なルーティングと、コース屈指の名物ホールである8番パー3「ポステージ・スタンプ」、11番パー4「レールウェイ」が形作られたと伝えられている。
1922年には5度の全英オープン優勝を誇るジェームズ・ブレイドによる大規模な改修が行われ、より厳しいバンカー配置が加えられたとされる。この改修を経て、ロイヤル・トゥルーンは1923年に初めてThe Open選手権を開催した。8番「ポステージ・スタンプ」は、チャンピオンティからわずか123ヤードとThe Openで使用される中でも最も短いホールとして知られ、その小さなグリーンの大きさが名前の由来になったと伝えられている。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
8番 パー3・123ヤード(愛称"ポステージ・スタンプ")
The Openで使用される中で最も短いホールとされる、ロイヤル・トゥルーンを代表する名物パー3。1883年全英オープン優勝者ウィリー・パーク・ジュニアが、このホールの小さなグリーンを「郵便切手のようだ」と評したことが名前の由来と伝えられている。距離は短いが、深いバンカー群と風の影響により、1997年のThe Openではタイガー・ウッズがバンカーから脱出に手間取りトリプルボギーを叩いた一方、1973年のThe Openでは71歳のジーン・サラゼンがホールインワンを記録するなど、実力・運の両方が試されるホールとして知られる。
コース全体のルーティング概観
出典:Wikipedia「Royal Troon Golf Club」、ロイヤル・トゥルーン公式サイト(royaltroon.co.uk、1923 Open Championship・Hole 8: Postage Stamp各ページ)、Vessel Golf、The Open公式サイト、Golf.com、Your Golf Travel、Fried Egg Golf、PGA Tour公式サイト等をもとに再確認(2026-09-23)。開場当初のホール数は複数ソース一致で5ホールと判明したため修正。ジェームズ・ブレイドの改修年は1922年説と1923年直前説の両方が見られ単一化できなかったため既存の1922年表記を維持。8番以外の個別ホール(11番レールウェイ等)の正確なヤーデージ・パーは十分な裏付けが取れず未記載。