クラブの原理/用語集
重心距離(CG距離)
クラブヘッドの重心(CG)が、フェース面やシャフト軸からどれだけ離れているかを示す距離。重心の深さ・高さ・水平方向の位置がインパクト時の打ち出し角・スピン量・操作性に影響する。
重心距離は、クラブヘッドの重心(CG:Center of Gravity)がフェース面やシャフト軸を基準にどの位置にあるかを表す指標で、設計上はアドレス時のフェース面の幾何学的中心を原点とする座標系で示されることが多い。重心をフェースから深く、ソール寄りに低く配置するほど、一般に慣性モーメント(MOI)が高まり、打ち出し角が上がりやすくなる傾向があるとされる。
近年の大型ドライバーヘッドの多くは、タングステンなど比重の大きい素材をソール後方や周縁に配置することで重心距離を稼ぎ、低スピン・高打ち出しの弾道特性を狙う設計を採用している。ただし重心位置と弾道特性の対応関係は各メーカーの特許文献では一貫して説明されているものの、業界横断で統一された数値基準や測定規格までは確認できておらず、メーカーごとの技術資料での確認が必要な用語である。