弾道の物理/用語集
打ち出し角とキャリーの関係
打ち出し角(Launch Angle)は、クラブヘッド速度・スピン量とともにキャリー(ボールが空中を飛んで落下するまでの距離)を決める主要3要素の一つ。3者の最適な組み合わせによって最大キャリーが得られる。
打ち出し角は、クラブヘッド速度・スピン量と並んで、ボールが空中を飛んで落下するまでの距離(キャリー)を決定づける主要な3要素の一つとされる。この3つの要素を個々のスイング特性に合わせて最適化することで、最大キャリーが得られるという考え方が、近年の弾道計測データを用いたクラブフィッティングの基本となっている。
目安として、ドライバーの理想的な打ち出し角はスイング速度によって10〜17度程度の幅があり、スイング速度が遅め(85〜95mph程度)のゴルファーは14〜17度、速め(105mph以上)のゴルファーは11〜14度+低スピンの組み合わせが最適とされる例が紹介されている。ただし、具体的な数値例は前提となるアタック角やヘッドスピードによって変わるため単純な一般化はできず、あくまで目安として捉える必要がある。なお、アッパーブロー(クラブヘッドが上昇軌道でボールを捉えること)で打つと打ち出し角が高まりスピン量が減る傾向があり、同じヘッドスピードでも打ち出し角を数度高めるだけでキャリー・トータル距離が数ヤード〜十数ヤード伸びる例が紹介されているが、この種の具体的な数値は測定条件に強く依存する点に留意したい。