戦略と統計の原理/用語集
スティンプ値
グリーンの速さを表す指標。スティンプメーターという傾斜台からボールを転がし、平坦な場所で何フィート転がったかで表す。値が大きいほど速い。
スティンプ値は、USGAが普及させたスティンプメーターを使ってグリーンの速さを測る指標で、傾斜台から同じ条件で放出したボールが平坦なグリーン上を転がった距離(フィート)で表す。値が大きいほど転がり抵抗の影響が小さく、ボールは遠くまで転がる。同じ傾斜でも、グリーンが速いほどブレイクは大きくなる。
USGAのStimpmeter Instruction Booklet(2012年版)によれば、スティンプメーターは長さ36インチのアルミ押出材で、V字溝(挟み角145度)にボールを載せ、約20度まで持ち上げたときに切り欠きからボールが離れて転がり出す。標準の切り欠きは先端から約30インチの位置にある。手順は、ほぼ平坦な場所で3球を転がし、反対方向でも3球を転がして、2つの系列の転がり距離の平均を値とする。各系列の3球は8インチ以内に止まる必要があり、2つの系列の差が18インチを超える場合は測定場所が適切でない可能性があるとされる。USGAはこの器具を、各コースの管理に役立てるためのものとしており、コース間の比較を意図したものではないと述べている。