ゴルフボール/メーカーガイド
ブリヂストン(TOUR B)ボール
1935年、純国産ボール「ブリヂストンスーパー」で参入。1992年のニック・ファルド全英オープン優勝を機に北米向けPreceptブランドで存在感を高め、2014年にTOUR B330シリーズへグローバル統合、同年タイガー・ウッズと契約した。
ブリヂストンは1935年、石橋正二郎の下で純国産ボール「ブリヂストンスーパー」を発売しゴルフボール事業へ参入した。ただし開発着手を1932年とする資料もあり、発売年(1935年)と開発着手年(1932年)が情報源により混同されている可能性がある点には留意したい。1990年には北米向けバリュー・パフォーマンスブランド「Precept」を展開し、1992年に全英オープン(ミュアフィールド)でニック・ファルドがPrecept Tour Double Coverを使用して優勝したことがブランドの転機になったとされる。
2000年には3ピースソリッドボールのウレタンカバー版「TOURSTAGE U-Spin」を発売し、自社では「世界初」の技術と説明しているが、この「世界初」という表現は自社発表のみに基づくもので、第三者による裏付けは確認できていない。2014年にはTOUR B330シリーズとしてブランドをグローバル統合し、同年タイガー・ウッズおよびブライソン・デシャンボーと契約している。2006年からはスイング特性に基づくカスタムボールフィッティングプログラムも展開している。なお、タイガー・ウッズとの契約はボール(TOUR B330系)に関するものであり、クラブ契約とは別枠である点に注意が必要である。現行モデルにはREACTIV IQという固有技術が搭載されているとされるが、詳細な技術説明の独立検証は今回できていない。
代表的な製品ラインはブリヂストンスーパー(1935年)、Precept(1990年〜)、TOURSTAGE U-Spin(2000年)、TOUR B330シリーズ(2014年〜グローバル統合)、現行のTOUR B X/XS/RX/RXSである。