ゴルフボール/メーカーガイド
TaylorMade(テーラーメイド)ボール
2006年発売のTour Preferred TPでプレミアムボール市場へ本格参入。2009年には自社で「世界初の5ピースボール」と位置づけるPenta TPを投入し、2017年のTP5/TP5xで5層構造を再定義した。
クラブメーカーとして先に確立していたTaylorMadeは、2000年代半ばからボール事業を本格展開し、2006年にウレタンカバーのTour Preferred TP Red/Blackを発売してプレミアムゴルフボール市場に正式参入した(企業沿革全般はクラブメーカーとしてのTaylorMadeの項目を参照)。2008年にはMaxfliブランドの商標・技術権をDick's Sporting Goodsに売却し(製造権とNoodleブランドは保持)、Tour PreferredとBurnerの2ラインへ注力する体制を整えた。
2009年には3年の開発期間を経て、5層構造を持つPenta TPを発売した。同社はこれを「世界初の5ピースゴルフボール」と位置づけているが、この「世界初」の表現は自社発表に基づくもので独立検証は確認できていない。2017年にはこの5層構造を再構成したTP5/TP5xを発表し、低ドラッグ設計のTri-FastコアとDual-Spinカバーの組み合わせにより「業界唯一の5層ツアーボール」として再訴求、Dustin JohnsonやRory McIlroyら多数のトッププロが投入した。同社R&D責任者の発言として、2017年以降ボール事業が50%超成長したという情報もあるが、これは単一メディア記事内の発言引用であり裏付けは確認できていない。
代表的な製品ラインはTour Preferred TP(2006年)、Penta TP(2009年、5ピース初代)、TP5/TP5x(2017年〜、隔年改良継続中)である。