クラブ/メーカーガイド
Odyssey(オデッセイ)
非金属インサート+ウレタンフェースによる打感改善を掲げて創業したパター専業ブランド。1997年にCallaway傘下となり、「2ボール」形状のWhite Hotシリーズで市場の主流ブランドの一つとなった。
Odysseyは1990年前後(資料により1990年・1991年の表記揺れあり)、ゴルファーではない実業家Michael Magermanによって創業されたとされる。非金属インサートとウレタンフェースの組み合わせで重量安定性・打感・寛容性・アライメント(構え時の見え方)を改善するというコンセプトを掲げ、初期モデルはStronomic製の一体型マレット「Rossie I/II」だった。この創業年・創業者説はゴルフ専門系の二次メディアが中心の情報源であり、公式サイトでの一次確認までは今回できていない。1996年にトム・ワトソンやニック・ファルドが試合で使用したことでブランドが主流化し、1997年7月にCallaway Golfが買収した。
技術面で最も知られるのが「2ボール」形状のパターだが、その起源には対立する情報がある。一部メディアの記述では、Clark Collinsという人物が2ボールパターを発明し1995年の大会で使用、1996年に自身の会社で販売を始めたが、1997年のCallaway(Odyssey)による買収交渉の過程でアイデアが流用され2001年(または2002年、資料により表記揺れ)にOdyssey White Hot 2-Ballとして自社発売されたと主張されている、とする係争的なエピソードが伝えられている。この点は単一系統のメディア報道に基づくものであり、Odyssey公式の説明とは食い違う可能性があるため、本サイトでは特定の立場を断定せず経緯として紹介するにとどめる。
代表的な製品ラインはRossie I/II(創業期)、White Hot(2000年〜)、White Hot 2-Ball、2023年以降のAI-ONE/Ai-DUALインサートシリーズである。
代表モデル
- White Hot 2-Ballパターパター
2つの円形が並んだ独特の外観でアライメント(構え時の見え方)を補助する高慣性モーメント型マレットパター。White Hotウレタンインサートによる柔らかい打感でも知られる。