TaylorMade(テーラーメイド)/アイアン
P7MBアイアン
TaylorMadeのP-seriesに属する、ツアープロ向けのマッスルバック(軟鉄鍛造ブレード)アイアン。操作性と打感を重視し、寛容性よりもフィーリングを優先した設計思想を持つ。
P7MBは、TaylorMadeが展開するP-series(ツアー・上級者向けアイアンライン)の中でも、最もクラシックな形状に位置づけられるマッスルバック(一枚の鍛造素材からフェース裏の肉厚部=マッスルを削り出した中空のないブレード形状)アイアンである。カテゴリとしての一般的な特徴として、キャビティバック(背面をくり抜いた形状)アイアンに比べてヘッド体積が小さくオフセット(フェースとシャフト軸線のズレ)も抑えられており、ボールを操作する(意図的にドロー・フェードを打ち分ける)自由度と打感のフィードバックを重視する上級者・ツアープロ向けの設計思想を持つとされる。
その代償として、重心が浅くフェース面積・慣性モーメントも小さいため、打点がわずかにズレた際の距離・方向性のブレはキャビティバック型より大きくなりやすいという、マッスルバック形状に一般的な特性を持つ。個別モデルとしてのP7MBの詳細な設計変遷(世代ごとの重量配分変更等)については、今回一次資料での裏付けまでは確認できていない。
使用プロ
- セルジオ・ガルシア(Sergio Garcia) — WITBhub(ツアー使用実績トラッキングサイト)でP7MBアイアンの使用が確認されている。
- Charley Hull — 同上、WITBhubでP7MBアイアンの使用が確認されている。
出典: TaylorMade公式サイト(P-series製品ページ)、ゴルフメディアのマッスルバック/キャビティバック解説記事。マッスルバックとキャビティバックの一般的な特性差はゴルフクラブ設計における広く共有された知見だが、P7MB個別モデルの世代ごとの変遷は今回未検証。