原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

チェンバーズ・ベイ(Chambers Bay)

米国ワシントン州ユニバーシティプレイス/開場2007年

設計:ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア

元砂利採掘場の跡地に、ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアが設計した公共のリンクススタイルコース。2015年全米オープン選手権の会場となり、ジョーダン・スピースが優勝した。徒歩でのプレーを基本とする方針でも知られる。

チェンバーズ・ベイは2007年6月23日、ワシントン州ユニバーシティプレイスに開場した公共(パブリック)ゴルフコースである。設計を手がけたのはロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアで、敷地はもともと砂利採掘場だった土地を活かし、イギリス風のリンクススタイルを志向したレイアウトが特徴とされる。パー72・チャンピオンティ7,585ヤードの規模を持ち、健康上の理由がある場合を除きカートの使用を認めず徒歩でのプレーを基本とする運営方針でも知られている。

2008年2月8日、USGA(全米ゴルフ協会)はチェンバーズ・ベイを2015年全米オープン選手権の開催地に選定したと発表し、実際に2015年大会が開催されてジョーダン・スピースが優勝した。大会には約11万人が来場し、経済効果は1億3,400万ドルにのぼったと伝えられている。一方で大会時にはグリーンの状態や設計の公平性を巡る批判も上がり、その後2017年から2019年にかけて芝の全面張り替えが行われたとされる。

出典:公式サイト(rtj2.com/chambersbaygolf.com)、Wikipedia英語版「Chambers Bay」、ESPN記事等で確認。開場2007年6月・パー72/7,585ヤード・USGAによる2015年全米オープン開催地選定(2008年2月8日発表)・ジョーダン・スピース優勝・来場者約11万人は複数ソースで一致。経済効果「1億3,400万ドル」はForbes記事の$134M説と一致する一方、別記事では$124M説もあり数値に幅があるためヘッジ表現を維持。2017〜2019年のグリーン全面張り替え(フェスキューからポアアニュアへ)はGolf.com等で確認。設計者はロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア単独クレジットが公式だが、ESPN記事はブルース・チャールトンとの共同設計とも紹介しており、この点は公式クレジットを優先し本文は変更しなかった。徒歩プレー基本の運営方針は公式サイトでの明文規定は確認できなかったが、否定情報もないため既存記載を維持。