原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

サイプレス・ポイント・クラブ(Cypress Point Club)

米国カリフォルニア州ペブルビーチ(モントレー半島)/開場1928年

設計:アリスター・マッケンジー(Alister MacKenzie)

1928年開場、アリスター・マッケンジーが設計したモントレー半島のコース。太平洋に突き出た岬を横切る16番のロングパー3は、ゴルフ界で最も有名なホールの一つとされる。会員制の非公開クラブでありながら、コースランキングでは常に世界最上位に位置づけられる。

サイプレス・ポイント・クラブは1928年8月11日、モントレー半島の太平洋岸に開場した。設計はオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブを手がけたことで知られるアリスター・マッケンジーによるもので、設計家ロバート・ハンターとの協働のもとで作り上げられたと伝えられている。クラブハウスは建築家ジョージ・ワシントン・スミスの設計で、コース開場の2年後にあたる1930年9月に完成した。

コースは松林・砂丘・太平洋の海岸線という三つの異なる地形を一つのルーティングに収めた構成で知られ、中でも16番パー3は233ヤードにわたって太平洋の入り江を直接越えて打つ、ゴルフ界屈指の名物ホールとされる。1947年から1990年まではPGAツアー「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」の会場の一つを務めていたが、当時会員に非白人を受け入れていなかったことを理由に1990年にツアーの会場から外れた経緯がある。現在は約250名の会員からなる非公開クラブで、Top100GolfCourses.comなど複数のランキングで世界最上位のコースの一つに位置づけられている。

各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント

16番 パー3・233ヤード(太平洋を越えるロングパー3)

太平洋の入り江を直接越えて、崖の先端に置かれたグリーンを狙う、ゴルフ界で最も撮影される名物ホールの一つとされる。グリーン周りは戦略的に配置されたバンカーに囲まれ、正面から攻めるか、左の陸地側に安全に刻むかの判断が求められる。

出典:クラブ公式サイト(cpcmack.org/club-history1)、Wikipedia英語版「Cypress Point Club」、Golf Club Atlas、Fried Egg Golf、Golf Digest、The Alister MacKenzie Society等をもとに再確認(2026-09-23)。クラブ公式サイトで「1928年8月11日にコース初ラウンド、クラブハウスはその2年後の1930年9月20日に開場」と明記されていることを確認。従来記事にあった「1929年開場・クラブハウスは同年完成」はクラブ公式の記述と食い違うため、開場年を1928年に、クラブハウス完成時期を1930年(コース開場の2年後)に修正した(なおWikipedia本文・The Alister MacKenzie Societyは1929年説を採る等、資料間で年号の揺れが残る点には留意)。16番ホールのヤーデージは複数の専門メディア(Golf Club Atlas、Golf Digest)で233ヤードとの記載が一致したため「約230ヤード」から修正。設計者(MacKenzie・Robert Hunter)・AT&Tプロアマ会場だった時期(1947〜1990)と除外理由・現会員数(約250名)は主にWikipedia由来で他媒体での裏取りは完了していない(未確認扱い)。ロバート・ハンターの具体的な役割分担については本セッションでは十分な裏付けが取れなかったため断定を避けた。