原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

鳩山カントリークラブ

埼玉県比企郡鳩山町/開場1986年

設計:小林光昭

1986年開場、「池の魔術師」小林光昭と三好徳行の共同設計による埼玉県比企郡鳩山町の名門コース。バンカー108・池が絡むホール7を数える戦略性の高い丘陵コースとして知られる。

鳩山カントリークラブは1986年10月1日、小林光昭と三好徳行の共同設計により開場した。小林光昭は池を巧みに配置する作風から「水の小林」「池の魔術師」と呼ばれ、三好徳行はガードバンカーとグリーンの組み合わせを得意とする設計家として紹介されている。岩殿丘陵に広がる丘陵コースで、18ホール・パー72・7,155ヤード、コースレート73.5の規模を持つ。

バンカー108、池が絡むホール7を数えるとされ、ティグラウンドからピンが見通せる開放的なレイアウトでありながら戦略性が高いと評されている。1991年には第1回日本シニアオープンゴルフ選手権、1989年から1993年にかけてはマルマンオープンの開催会場になったと伝えられる(この大会歴はWikipedia単独の情報であり、独立ソースでの裏取りは取れていない)。各ホールのパー・ヤーデージ・攻略のポイントは、以下のコースガイド欄に記載した。

各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント

1番 No.1・パー4・Handicap9

パー4、ハンディキャップ9。Aグリーン416/397/354/329ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン408/389/346/321ヤード(同4ティー)の2グリーン制。ティーショットはフェアウェイが池に向かって傾斜しているので左クロスバンカーの右を狙うのがベスト。セカンドは打ち上げのため大きめなクラブを選択した方が良い。ボールのライはつま先下がりになるケースが多いのでグリーンセンターを狙うのがベスト。

2番 No.2・パー3・Handicap15(ニアピン推奨ホール)

パー3、ハンディキャップ15。Aグリーン210/196/173/146ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン183/169/146/118ヤード(同4ティー)の2グリーン制。距離はあるが比較的やさしいショートホール。AグリーンとBグリーンの距離の差が約30yd。Aグリーンはやや上がっていて花道が狭く正確なキャリーボールが必要。Bグリーンの場合、基本的にはセンター狙いがベスト。右から左の傾斜が強くグリーンの右ラフに外すとアプローチが難しい。

3番 No.3・パー4・Handicap3

パー4、ハンディキャップ3。Aグリーン442/424/364/336ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン412/394/334/306ヤード(同4ティー)の2グリーン制。軽い左ドッグレッグのミドルホール。左バンカーが気になりティーショットが右の林へ行きやすいのでセットアップに注意。落とし場所が狭く見えるので方向性を重視してフェアウェイ左サイド狙い。Bグリーンの場合、右の池に向かって傾斜しているため池に入りやすく注意。

4番 No.4・パー4・Handicap1

パー4、ハンディキャップ1。Aグリーン430/406/379/344ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン426/402/375/340ヤード(同4ティー)の2グリーン制。ハンディキャップ1のミドルホール。左サイドはOB。ティーショットで左クロスバンカーに入れるとパーは至難の業。フェアウェイは左右アンジュレーションがあるのでセンターがベストポジション。セカンドショットでウッド若しくはロングアイアンで狙う場合は両グリーンの間狙いが安全。両グリーンとも2段グリーン。

5番 No.5・パー5・Handicap7(ドラコン推奨ホール)

パー5、ハンディキャップ7。Aグリーン526/502/488/452ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン513/489/475/439ヤード(同4ティー)の2グリーン制。ストレートなロングホール。ティーショットは左サイドのOBラインが浅いため注意。ティーショットはフェアウェイセンター〜左サイドがベスト。2打目以降も左OBラインが続いている。Aグリーン左奥もOBラインが浅いためオーバーは禁物。

6番 No.6・パー4・Handicap13

パー4、ハンディキャップ13。Aグリーン404/394/365/327ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン379/369/340/302ヤード(同4ティー)の2グリーン制。オーソドックスなミドルホール。しかし、ティーインググラウンドが左クロスバンカーを向いているのでティーショットが重要。惑わされずにアドレスしフェアウェイをキープしたい。またロングヒッターには飛びすぎるとダウンスロープとなるので難しいライが残る。Bグリーンは奥から手前に速い。

7番 No.7・パー4・Handicap5

パー4、ハンディキャップ5。Aグリーン379/357/321/282ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン387/365/329/290ヤード(同4ティー)の2グリーン制。距離は短めだが右サイドの美しく大きな池がプレッシャーを与えてくるミドルホール。ティーショットは左サイド2つのバンカーの間を狙う。両グリーンとも奥から手前に速いため基本的には手前から攻める事が大切。グリーンが近くに見えるため距離感が大事。

8番 No.8・パー3・Handicap17(ニアピン推奨ホール)

パー3、ハンディキャップ17。Aグリーン195/181/170/138ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン175/163/153/124ヤード(同4ティー)の2グリーン制。グリーン右に3段の滝、池の周囲にサルスベリの木を配した美しいショートホール。この池はBグリーンの右サイドを取り囲む様に配置され、3段目のドーナツ型の池はホール中ほどまでくい込みプレッシャーを与えている。このホールは風向きが難しくクラブの選択を慎重に。

9番 No.9・パー5・Handicap11(ドラコン推奨ホール)

パー5、ハンディキャップ11。Aグリーン542/513/475/456ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン559/530/492/473ヤード(同4ティー)の2グリーン制。右サイドフェアウェイ沿いとグリーン手前左サイドに池を配したロングホール。ティーショットはフェアウェイ狙い。セカンドショットの落とし場所が重要でロングヒッターなら2オン狙いもOK。しかし、フェアウェイが右サイドの池に向かって傾斜しグリーン左手前の池が大きく口を開けて待ち構える。

10番 No.10・パー4・Handicap4

パー4、ハンディキャップ4。Aグリーン442/416/396/375ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン459/433/413/392ヤード(同4ティー)の2グリーン制。距離のあるミドルホール。ティーショットは左クロスバンカーを避けて右サイド狙い。ただし、Bグリーンはあまり右に打ちすぎると林が邪魔になりグリーンが狙えなくなる。Bグリーンはすり鉢状のため両サイドからのアプローチやバンカーショットは難しい。セカンドは距離が残るので手前から攻める。

11番 No.11・パー4・Handicap16

パー4、ハンディキャップ16。Aグリーン368/347/335/319ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン368/347/335/319ヤード(同4ティー)の2グリーン制。打ち上げのミドルホール。Aグリーンの場合、ティーショットは右クロスバンカーの左狙い。Bグリーンの場合、左サイドの木の右狙いがベスト。セカンドショットは約10yd程の上りをみてグリーンをセンター狙う。このホールのキーポイントはセカンドショットの距離感。

12番 No.12・パー3・Handicap10(ニアピン推奨ホール)

パー3、ハンディキャップ10。Aグリーン204/187/160/125ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン213/193/175/143ヤード(同4ティー)の2グリーン制。距離のある谷越えのショートホール。Aグリーンは縦に長い。Bグリーンは右サイド〜グリーン手前にかけてOBがあり、グリーンは右に傾斜をしながらセンターを境に奥へ下っている。ピンポジションが手前の時は手前から、奥なら大きめに攻めることが求められる。

13番 No.13・パー5・Handicap8(ドラコン推奨ホール)

パー5、ハンディキャップ8。Aグリーン543/510/492/458ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン552/519/501/467ヤード(同4ティー)の2グリーン制。緩やかな右ドッグレッグのロングホール。ティーショットはややブラインドとなるがセンターから左サイドを目標に。セカンドは軽く打ち下ろし、ロングヒッターは2オンも狙えるが左クロスバンカー(約90yd)に入れるとパーが難しくなるのでこの左クロスバンカー手前に刻むのが安全。

14番 No.14・パー4・Handicap14

パー4、ハンディキャップ14。Aグリーン398/381/355/327ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン392/375/349/321ヤード(同4ティー)の2グリーン制。打ち下ろしのミドルホール。比較的距離が短いので方向性を重視し、ティーショットは右サイドのOBに注意。Aグリーンの場合、セカンドショットは右からの方がアプローチ・パターはしやすい。Bグリーンの場合、グリーンが饅頭型で距離感に注意。またグリーン上のラインが読みにくい。

15番 No.15・パー4・Handicap2

パー4、ハンディキャップ2。Aグリーン465/442/395/368ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン461/438/391/364ヤード(同4ティー)の2グリーン制。打ち上げで距離のあるミドルホール。右の4つのクロスバンカーは絶対に避けたい。ティーショットは左の木とバンカーの間を狙うのがベスト。ピンポジションが手前の場合、Aグリーンは左から右への傾斜。Bグリーンは2段グリーンで右から左の傾斜になる。

16番 No.16・パー4・Handicap6

パー4、ハンディキャップ6。Aグリーン464/443/427/394ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン462/441/425/392ヤード(同4ティー)の2グリーン制。打ち下ろしで左ドッグレッグのミドルホール。ティーショットはフェアウェイ右サイドにある木の左側を狙うとベスト。ロングヒッターはフェアウェイ左サイド狙い。セカンドショットは前足下がりになるので難しい。グリーン奥からの傾斜はきつい。

17番 No.17・パー3・Handicap18(ニアピン推奨ホール)

パー3、ハンディキャップ18。Aグリーン160/139/123/107ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン165/148/131/109ヤード(同4ティー)の2グリーン制。池越えのショートホール。Aグリーンはやや砲台状。左ガードバンカーはアゴが高く難しいので注意。Bグリーンはグリーン手前まで池がくい込んでいてグリーン上の傾斜は池の方に向かっている。Bグリーンで左のバンカーに入った時は、池のない方に出すのが懸命。

18番 No.18・パー5・Handicap12(ドラコン推奨ホール)

パー5、ハンディキャップ12。Aグリーン567/545/498/470ヤード(黒/青/白/赤の4ティー)、Bグリーン564/542/495/467ヤード(同4ティー)の2グリーン制。グリーン手前に池を配したストレートなロングホール。ティーショットはフェアウェイセンター〜右サイドがベスト。グリーン手前の池との距離をよく把握して2オン狙いか3オン狙いの判断をする。セカンドショットで刻む時はフェアウェイが池に向かって傾斜しているので池の手前に確実に刻むクラブ選択が必要。

出典:Wikipedia日本語版「鳩山カントリークラブ」に加え、公式サイト(hatoyamacc.jp)・楽天GORA(https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/course_info/disp/c_id/110058)で裏取り。開場日1986年10月1日、設計者小林光昭・三好徳行の共同設計、18ホール・パー72・7,155ヤード、コース面積108万平方メートル・2グリーンは公式サイト・楽天GORAで一致確認できた。コースレート73.5は公式サイト単独表記で、楽天GORAはティー別(ブラック73.8/73.6等)の異なる表記のため厳密な一致は未確認だが、矛盾とまでは言えず既存表記を維持した。バンカー108・池が絡むホール7、および小林光昭「水の小林」「池の魔術師」の異名・三好徳行の作風説明は、公式サイト・楽天GORAいずれにも記載がなく、本セッションでは裏付けが取れなかったためヘッジ表現に留めた。1991年日本シニアオープン・1989〜1993年マルマンオープンの開催歴はWikipedia単独情報のため確信度medium、独立ソースでの再確認を推奨(2026-09-24追記)。GDOのコース情報ページは403エラーで取得できず未確認。 追記(2026-09-25):各ホールのパー・ハンディキャップ・A/B両グリーンのヤーデージ(黒/青/白/赤の4ティー)および「ホールガイド」の攻略テキストは、公式サイトのコース詳細ページ(hatoyamacc.jp/out-course/、hatoyamacc.jp/in-course/)に掲載されている各ホールのガイド画像(1番〜18番、例:hatoyamacc.jp/wp2/wp-content/uploads/2021/02/01_161214.jpg)を直接確認し、画像内テキストをそのまま転記した。18ホール合計は黒ティーで7,155ヤードとなり、既存の総ヤーデージ表記(7,155ヤード)と完全に一致することを確認した。バンカー108・池が絡むホール7という既存記載は、今回確認した1・3・5・7・8・9・17・18番等の池配置の記述と矛盾しない。個別ホールの攻略法についての従前の見送り表記は、今回の一次情報確認に伴い解消した。