コース設計の原理/コースガイド
葛城ゴルフ倶楽部
静岡県袋井市/開場1976年
設計:井上誠一
1976年(昭和51年)9月開場、井上誠一が手がけた静岡県袋井市の36ホールコース。公式サイトでは2コースのうち「山名コース」が井上誠一設計と明記されている。自然の起伏や樹林を生かした雄大なレイアウトで、距離と正確性の双方が求められる戦略性の高いチャンピオンコースとして知られる。
葛城ゴルフ倶楽部は1976年(昭和51年)9月、井上誠一の設計により開場した。井上にとって晩年の作品の一つに位置づけられるとされ、山名コース・宇刈コースの2コース36ホールの規模を持つ。公式サイトでは「名匠・井上誠一氏の手による戦略性の高い」コースとして山名コース(パー72・最長6,960ヤード)が紹介されており、井上誠一の設計は山名コースを指すとみられる。宇刈コース(パー72・最長6,912ヤード)については公式サイト上に設計者の明記がなく、本セッションでは特定できなかった。
自然の起伏や樹林を生かした雄大なレイアウトが特徴で、距離と正確性の双方が求められる戦略性の高いコースとして、日本を代表するチャンピオンコースの一つに数えられているとされる。山名コースの各ホールのパー・ヤーデージおよび特徴は、以下のコースガイド欄に記載した(宇刈コースは今回対象外)。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
1番 パー4・427/398ヤード
山名コース、パー4、バックティー427ヤード・レギュラーティー398ヤード。爽快に打ち出せるスタートホールとされる。
2番 パー4・406/384ヤード
山名コース、パー4、バックティー406ヤード・レギュラーティー384ヤード。同コース随一の難易度とされる名物ホールとされる。
3番 パー5・521/495ヤード
山名コース、パー5、バックティー521ヤード・レギュラーティー495ヤード。やや左ドッグレッグのロングホールで、ドラコンホールに指定されている。
4番 パー3・158/131ヤード
山名コース、パー3、バックティー158ヤード・レギュラーティー131ヤード。池越えのショートホールで、ニアピンホールに指定されている。
5番 パー5・549/514ヤード
山名コース、パー5、バックティー549ヤード・レギュラーティー514ヤード。打ち上げから打ち下ろしとなるロングホールとされる。
6番 パー4・385/361ヤード
山名コース、パー4、バックティー385ヤード・レギュラーティー361ヤード。バンカーが10個散在する戦略的なホールとされる。
7番 パー3・236/205ヤード
山名コース、パー3、バックティー236ヤード・レギュラーティー205ヤード。距離のあるショートホールとされる。
8番 パー4・395/379ヤード
山名コース、パー4、バックティー395ヤード・レギュラーティー379ヤード。ゆるやかな打ち下ろしのミドルホールとされる。
9番 パー4・381/360ヤード
山名コース、パー4、バックティー381ヤード・レギュラーティー360ヤード。小さな池越えとなる左ドッグレッグのミドルホールとされる。
10番 パー4・393/365ヤード
山名コース、パー4、バックティー393ヤード・レギュラーティー365ヤード。見た目以上に距離のあるミドルホールとされる。
11番 パー3・146/124ヤード
山名コース、パー3、バックティー146ヤード・レギュラーティー124ヤード。距離は短いがやや打ち下ろしとなるショートホールで、ニアピンホールに指定されている。
12番 パー4・375/346ヤード
山名コース、パー4、バックティー375ヤード・レギュラーティー346ヤード。左サイドとグリーン手前にウォーターハザードが配置されているとされる。
13番 パー4・392/367ヤード
山名コース、パー4、バックティー392ヤード・レギュラーティー367ヤード。打ち上げとなるミドルホールとされる。
14番 パー4・426/400ヤード
山名コース、パー4、バックティー426ヤード・レギュラーティー400ヤード。やや右ドッグレッグとなるミドルホールとされる。
15番 パー5・517/484ヤード
山名コース、パー5、バックティー517ヤード・レギュラーティー484ヤード。バンカーが13個配置されたロングホールとされる。
16番 パー4・448/430ヤード
山名コース、パー4、バックティー448ヤード・レギュラーティー430ヤード。豪快な打ち下ろしとなる距離のあるミドルホールとされる。
17番 パー3・215/192ヤード
山名コース、パー3、バックティー215ヤード・レギュラーティー192ヤード。池越えのショートホールとされる。
18番 パー5・550/527ヤード
山名コース、パー5、バックティー550ヤード・レギュラーティー527ヤード。フェアウェーの広いロングホールで、ドラコンホールに指定されている。
出典:Wikipedia日本語版「葛城ゴルフ倶楽部」を参照。公式サイト(yamaharesort.co.jp/katsuragigolf/courses/)で、山名コースが「名匠・井上誠一氏の手による」設計であることを明記していることを確認した一方、宇刈コースについては設計者の記載がなく、井上誠一設計と確認することはできなかった。既存記載(Wikipedia由来)は36ホール全体を井上誠一設計と読める書き方だったため、公式サイトの記述に沿って山名コースへの言及であることを明確化した。両コースのパー72・ヤーデージ(山名6,960Y、宇刈6,912Y)は公式サイトとWikipediaの内訳合計が一致することを確認した。個別ホールの特徴的な記述は本セッションでは確認できなかった。 山名コース各ホールのパー・ヤーデージおよび特徴は、公式サイト(yamaharesort.co.jp/katsuragigolf/)ではコース全体のヤーデージとドラコン・ニアピン推奨ホールのみの掲載であったため、第三者のスコアカード集計サイトGreenOn(greenon.jp、葛城ゴルフ倶楽部山名)を参照して記載した。GreenOn掲載のバックティー合計は6,920ヤードで、公式サイトの現行表記6,960ヤードとは40ヤードの差があり、コース改修等による後年の変更の可能性があるが確定的な裏付けは取れなかった。一方、GreenOn掲載のドラコン推奨ホール(OUT3番・IN18番)・ニアピン推奨ホール(OUT4番・IN11番)は公式サイトの記載(OUT3番・IN18番/OUT4番・IN11番)と完全に一致しており、ホール順・パー配分の整合性は確認できた。宇刈コースのホール別情報は今回のセッションでは収集していない。個別ホールの特徴的な記述は本セッションでは確認できなかった、との従前の記載は今回の追記に伴い更新した。