原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

ミュアフィールド(The Honourable Company of Edinburgh Golfers)

スコットランド・グラン(Gullane)/開場1891年

設計:オールド・トム・モリス(Old Tom Morris)

現存する世界最古の記録を持つゴルフクラブ「The Honourable Company of Edinburgh Golfers」が1891年にオールド・トム・モリスの設計で開いたコース。1925年にはハリー・コルトが大規模に改造し、外側9ホールと内側9ホールが互いに逆回りで重なる独特のルーティングとなった。The Open選手権を16回開催している。

The Honourable Company of Edinburgh Golfersは、1744年にエディンバラ市参事会が優勝者に銀のクラブを贈呈する大会を開催したことに起源を持ち、その際にゴルフの原初的なルールを成文化したことから、現存する世界最古の記録を持つ組織化されたゴルフクラブとされる。同クラブは複数回の移転を経て現在の地に落ち着き、オールド・トム・モリスに18ホールの設計を依頼、コースは1891年に開場し、翌1892年には最初のThe Open選手権が開催された。

1925年には設計家ハリー・コルトが、既存の用地に新たに購入した約50エーカーを加えて大規模な改造を行い、14の新ホールを導入したと伝えられている。この改造により、外側の9ホールと内側の9ホールが互いに逆回りで重なり合うという、リンクスコースとしては独特のルーティング構造が生まれたとされ、今日のミュアフィールドは実質的にコルトの設計とみなされることが多い。The Open選手権を16回、全英アマチュア選手権を11回開催してきたほか、ライダーカップ・ウォーカーカップ・カーティスカップの会場にもなっている。

コース全体のルーティング概観

ミュアフィールド(The Honourable Company of Edinburgh Golfers)のホールルーティング模式図
公開されている情報をもとに作成したオリジナルの簡易模式図です。実測に基づく精密な測量図ではありません。

出典:ミュアフィールド公式サイト(History・Course History)、Wikipedia「Muirfield」「1892 Open Championship」、The Open公式サイト等をもとに構成。個別ホールの特徴については本セッションでは十分な裏付けが取れなかったため記載していない。(2026-09-23再確認:公式サイトで「1891年にオールド・トム・モリスが16ホールを設計、翌1892年のOpen開催に向け18ホールに拡張」「1925年にハリー・コルトが約50エーカーを追加取得し再設計」を再確認、既存記載に変更なし)