コース設計の原理/コースガイド
佐賀カントリー倶楽部
佐賀県/開場1971年
設計:井上誠一
1971年開場、井上誠一設計の佐賀県の名門コース。筑紫次郎・佐賀平野・有明海を望む丘陵地に広がり、九州における井上誠一設計の代表作の一つに数えられる。
佐賀カントリー倶楽部は、井上誠一の設計により1971年(昭和46年)5月11日に開場した、佐賀県の丘陵コースである。創業者の山口末夫が「ゴルフ場をつくる以上、日本一のゴルフ場にする」との信念のもと、井上誠一に設計を依頼したと伝えられる。井上自身は「東に筑紫次郎、南に佐賀平野、有明海を越えて雲仙岳、西に多良岳、天山、背振山の連峰」に囲まれた丘陵地を設計のキャンバスにしたと語ったとされ、九州における井上設計の2番目のコースとされる。
18ホール・パー72、6,748ヤード(バックティ合計)の構成で、バンカー76・池が絡むホール5を有するとされる。プロトーナメントの開催歴については、本セッションでは明確な一次情報を確認できなかった。各ホールの特徴は公式サイトのコース紹介ページに基づき、代表ホールの解説として別途まとめている。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
1番 パー4・416/391/374ヤード(HDCP7)
ストレートな距離のあるミドルホール、左OB。ティーショットはフェアウェイセンターへ。左バンカーまで約220ヤード、右バンカーまで約250ヤード。バックティ416ヤード・レギュラーティ391ヤード・フロントティ374ヤード。
2番 パー5・512/478/464ヤード(HDCP11)
右ドッグレッグのロングホール。ティーショットは、右前方のくぼみの上狙い。左サイドはOBこそないものの、斜面と松林がトラブルとなる。くぼみを超える距離は約180ヤード。バックティ512ヤード・レギュラーティ478ヤード・フロントティ464ヤード。
3番 パー4・459/436/424ヤード(HDCP1)
緩やかな打ち下ろしの左ドッグレッグのミドルホール。ティーから約220ヤード先に深いバンカーが構えており、狙いはこのバンカーの右。左サイドに打ってしまうと松林より出すだけとなってしまう。グリーン右奥はOB。18ホール中最もタフなホール(HDCP1)とされる。バックティ459ヤード・レギュラーティ436ヤード・フロントティ424ヤード。
4番 パー3・167/155/147ヤード(HDCP13)
すり鉢を伏せて、その上にグリーンを乗せたようなショートホール。グリーンを外せばバンカーに入るかすり鉢の底まで転げ落ちる。左OB要注意。バックティ167ヤード・レギュラーティ155ヤード・フロントティ147ヤード。
5番 パー4・410/368/354ヤード(HDCP3)
やや左ドッグレッグが緩やかな打ち上げのミドルホール。ティーから見て右半分がフェアウェイ、左半分は松林のOB。左のOBは近いので右の100ヤード杭を目標にするのが無難とされる。バックティ410ヤード・レギュラーティ368ヤード・フロントティ354ヤード。
6番 パー4・375/352/340ヤード(HDCP15)
左ドッグレッグのミドルホール。距離は短いのでフェアウェイをキープすればパーも楽とされるが、右サイドは全て急斜面で2打目から打ち下ろしとなる。左右OB、正面バンカーまで約250ヤード。バックティ375ヤード・レギュラーティ352ヤード・フロントティ340ヤード。
7番 パー3・152/135/135ヤード(HDCP17)
一番短いショートホール。グリーンセンター狙いで。左OB、右奥OB。バックティ152ヤード・レギュラーティ135ヤード・フロントティ135ヤード。
8番 パー4・379/357/345ヤード(HDCP5)
谷越えの左ドッグレッグのミドルホール。フェアウェイの真ん中には3メートル程のコブがある。ティーショットがコブを越えればグリーンを狙えるが、下の段では刻むしかないとされる。左OB、ティーショットは右目に。コブ越えは220ヤード。バックティ379ヤード・レギュラーティ357ヤード・フロントティ345ヤード。
9番 パー5・561/523/503ヤード(HDCP9)
佐賀カントリー倶楽部最長のロングホール。ティーショットで右OB注意。頂上を超えると、あとはなだらかな下りとなる。距離はたっぷりとあり2オンは難しいとされる。バックティ561ヤード・レギュラーティ523ヤード・フロントティ503ヤード。
10番 パー4・378/352/339ヤード(HDCP10)
右ドッグレッグのミドルホール。2連のクロスバンカー狙いで、ロングヒッターはバンカー上を狙う。2打目は緩やかに上がっており距離感が必要。右OB。バックティ378ヤード・レギュラーティ352ヤード・フロントティ339ヤード。
11番 パー3・221/199/176ヤード(HDCP6)
距離のあるショートホール。左には池があり、OBも近いので右手前から攻めるのが無難とされる。打ち下ろしで表示ヤーデージより12ヤード短く見積もれるとされる。バックティ221ヤード・レギュラーティ199ヤード・フロントティ176ヤード。
12番 パー5・552/521/503ヤード(HDCP2)
打ち上げて、あとは緩やかに降っていくロングホール。左OB、ティーショットはセンター狙い。グリーン手前約150ヤードくらいからフェアウェイが右傾斜し、100ヤードからは右サイドがラテラルウォーターハザードとなる。右手前のバンカーまで約210ヤード。バックティ552ヤード・レギュラーティ521ヤード・フロントティ503ヤード。
13番 パー4・372/365/365ヤード(HDCP8)
池越え打ち上げのミドルホール。左は深い松林で、緩やかに上がっているので距離感が必要。グリーンはかなり受けているため、下のパットは要注意とされる。バックティ372ヤード・レギュラーティ365ヤード・フロントティ365ヤード。
14番 パー3・165/152/133ヤード(HDCP14)
谷越えのショートホール。手前の林はOB、距離は無いが風の読みがポイントとされる。バックティ165ヤード・レギュラーティ152ヤード・フロントティ133ヤード。
15番 パー4・405/392/355ヤード(HDCP16)
正面のグリーンを見通せる打ち下ろしのミドルホール。思い切って打っていける。右手前OB、バンカーまで約220ヤード。バックティ405ヤード・レギュラーティ392ヤード・フロントティ355ヤード。
16番 パー4・360/340/320ヤード(HDCP18)
ストレートなミドルホール。フェアウェイの真ん中に木、右手前にバンカー、左に2連のクロスバンカーがあり、木とバンカーの間がベストとされる。左手前バンカーまで約160ヤード。18ホール中最もやさしいホール(HDCP18)とされる。バックティ360ヤード・レギュラーティ340ヤード・フロントティ320ヤード。
17番 パー4・351/334/324ヤード(HDCP4)
左ドッグレッグのミドルホール。ティーショットは距離を欲張らず確実にフェアウェイセンターへ。左にはずすとラフに捕まるかOBとなる。セカンドは砲台グリーンに向かっての打ち上げで、正確な距離感が必要でショートは禁物とされる。バックティ351ヤード・レギュラーティ334ヤード・フロントティ324ヤード。
18番 パー5・513/483/469ヤード(HDCP12)
緩やかに左ドッグレッグしたロングホール。ティーショットは正面に見えるクロスバンカー方向へ。左手前のバンカーの左は急斜面でOB。グリーン手前には池が2つありレイアップが無難とされる。バックティ513ヤード・レギュラーティ483ヤード・フロントティ469ヤード。
出典:佐賀カントリー倶楽部公式サイト(saga-cc.com/history/)、Wikipedia「佐賀カントリー倶楽部」、楽天GORA(https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/voice/detail/c_id/410002/、guide/disp/c_id/410002/)、Shot Naviの複数ソースで裏取り。開場日1971年5月11日はWikipediaとShot Naviの2ソースで一致(公式サイトは起工年「昭和44年」の記載のみで開場日の明記なし)。設計者井上誠一は公式サイト・Wikipedia・楽天GORA・Shot Naviの4ソースで一致し、公式サイトには井上本人の言葉とされる引用も掲載されている。18ホール・パー72は全ソース一致。ヤーデージ・コースレートはソース間で微差あり(Wikipedia6,748ヤード/72.8、楽天GORA6,748ヤード/バック72.9、Shot Navi6,754ヤード/72.4)、代表値として楽天GORAの数値を主に参照した。楽天GORA評価は2026-09-24再fetchで4.1/1,001件(直近6ヶ月平均)を確認。プロトーナメントの開催歴は公式サイト・検索いずれからも一次情報が見つからず未確認のため記載していない。各ホールのPar・HDCP・バック/レギュラー/フロントティのヤーデージ・特徴解説は、佐賀カントリー倶楽部公式サイト(https://www.saga-cc.com/course/)のコース紹介ページに基づきholeNotesへ追加した。同ページのOUT・INヤーデージ表(BACK合計)は3,431+3,317=6,748ヤードとなり、本文の既存記述「6,748ヤード前後」と厳密に一致することを確認したため、本文の表現から「前後」の語を除いた。ホール別解説テキストは番号表記がなかったため、同ページのHDCP表(OUT: 7-11-1-13-3-15-17-5-9、IN: 10-6-2-8-14-16-18-4-12)と解説文中の特徴的な記述(最もタフなホール=HDCP1の3番、最も短いショートホール=152ヤードの7番、最長のロングホール=561ヤードの9番など)を突き合わせて18ホール分の対応関係を特定した。池が絡むホールとしてテキスト上で確認できたのは11番・18番の2ホールのみで、本文が既存で言及する「池が絡むホール5」・「バンカー76」の内訳・出典は本セッションでは再確認できていない(既存記述は変更せず維持した)。バンカー数・プロトーナメントの開催歴は公式サイト・検索いずれからも一次情報が見つからず未確認のため引き続き記載していない。所在地は公式サイト・Wikipediaとも市区町村までの明記が本セッションでは確認できず、県名のみの記載に留めた。