原理原則ゴルフ

コース設計の原理/コースガイド

相模カンツリー倶楽部

神奈川県大和市/開場1931年

設計:赤星六郎

1931年9月27日に仮開場した、赤星六郎が設計を手がけたコース。1937年には第10回日本オープンゴルフ選手権を開催した。開場当初66個だったバンカーは、その後106個まで増設されたとされる。4番・8番・10番・18番などが名物ホールとされる。

相模カンツリー倶楽部は1931年9月27日に仮開場した、神奈川県大和市にあるゴルフ場である。設計は赤星六郎が手がけたとされ、赤星にとって設計デビュー作にあたるとされる。1937年には第10回日本オープンゴルフ選手権の舞台となった。

開場当初は66個だったバンカーが、その後の改修を経て106個まで増設されたと伝えられている。4番、8番、10番、18番などが名物ホールとして紹介されることが多いが、個々のホールの具体的なグリーン形状については本セッションでは十分な裏付けが取れなかった。

各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント

4番 パー5・550ヤード(Aグリーン・CHAMPティー)

名物ホールの一つとして紹介されることが多いホールで、公式サイトのコースデータによればパー5・550ヤード(Aグリーン・CHAMPティー基準)とされる。公式サイトの攻略ポイントによれば、左のクロスバンカーを越えた丘を過ぎるとバックにクラブハウスが見えてくる相模自慢のパー5で、1打目は左のクロスバンカーを避け、2打目は2つあるクロスバンカーの手前まで運ぶのがセオリーとされる。フェアウェイは右サイドを攻め、花道からのアプローチを使うのが得策だが、グリーンは右奥から左手前へ速く傾斜しているため、3打目以降の距離感には注意したい。

8番 パー4・324ヤード(Aグリーン・CHAMPティー)

名物ホールの一つとして紹介されることが多いホールで、公式サイトのコースデータによればパー4・324ヤード(Aグリーン・CHAMPティー基準)とされるが、公式サイトでは前半のスコアメイクの鍵を握る短いパー4と位置づけられている。1打目は距離を求めずフェアウェイに置くことが優先され、グリーンは奥行きの無い横長の砲台グリーンのため、手前のバンカーを避けつつ高い球で2打目を狙う必要がある。グリーンオーバーにもバンカーが待ち構えているため、グリーン左側からのアプローチでピンを狙う方が安全とされる。

10番 パー3・198ヤード(Aグリーン・CHAMPティー)

名物ホールの一つとして紹介されることが多いホールで、公式サイトのコースデータによればパー3・198ヤード(Aグリーン・CHAMPティー基準)とされる。公式サイトによれば、松林と池、グリーンを囲む左右のバンカーに加えて距離もある難易度の高いパー3とされ、風が強い日は特に注意が必要になる。池を越えたうえで左右のバンカーを避けて花道に運び、ピン手前から攻めるのがセオリーとされている。

18番 パー5・471ヤード(Aグリーン・CHAMPティー)

相模カンツリー倶楽部のホーム・ホールとして位置づけられるパー5で、公式サイトのコースデータによればパー5・471ヤード(Aグリーン・CHAMPティー基準)とされる。ティーイングエリアからは遠くにクラブハウスが見え、右手前170ヤード付近と左190ヤード付近にそれぞれクロスバンカーが構えている。公式サイトの攻略ポイントによれば、1打目は正面クロスバンカーの右を狙ってフェアウェイに置き、2打目はクロスバンカー手前で止め、3打目でグリーンを狙う3打戦略がセオリーとされる。グリーンは右奥からの傾斜がきついため、左下からパットが打てるピン手前を狙うのが得策とされている。

コース全体のルーティング概観

相模カンツリー倶楽部のホールルーティング模式図
公開されている情報をもとに作成したオリジナルの簡易模式図です。実測に基づく精密な測量図ではありません。

出典:相模カンツリー倶楽部公式サイト(コース紹介ページのヤーデージ表)、Wikipedia、赤星六郎の設計作品を紹介する記事、日本オープン開催履歴に関する報道等をもとに構成。所在地は公式サイト・Wikipediaともに神奈川県大和市中央林間西七丁目としており、これに基づき修正した(旧記載の座間市は誤り)。4番・8番・10番・18番のパー・ヤード数(Aグリーン・CHAMPティー基準)は公式サイトのコースデータで確認済み。バンカー数の変遷(66個→106個)は複数の紹介記事に基づくが一次資料での裏付けは取れておらず、伝聞情報として記載している。各ホールの具体的なグリーン形状については十分な裏付けが取れなかった。