コース設計の原理/コースガイド
瀬田ゴルフコース 北コース
滋賀県大津市/開場1978年
設計:井上誠一
1978年開場、井上誠一設計の滋賀県大津市の丘陵コース。地形上の制約から「行きっぱなし」の独特な18ホールレイアウトを採用し、ミズノクラシック・TOTOジャパンクラシックなど数々の女子プロトーナメントを開催してきた。
瀬田ゴルフコース北コースは、井上誠一の設計により1978年(昭和53年)に「新コース」として開場し、1988年に現在の「北コース」へ改称した。滋賀県大津市、琵琶湖と比叡山を望む丘陵地に位置する。クラブハウス前にアウト・インの上がりホールを配置できない地形上の制約から、井上誠一は英国リンクス方式に近い「行きっぱなし」の独特な18ホールレイアウトを採用したと伝えられている。姉妹コースの東コース本文でも同様の逸話が紹介されている。
18ホール・パー72、バックティ7,012ヤード・レギュラーティ6,510ヤードの構成。西武グループ(現・プリンスホテル)が東コースとともに運営してきた。ミズノクラシック(1999・2000・2002〜2005年)、TOTOジャパンクラシック(2018・2019・2021年)をはじめ、マツダジャパンクラシック(1989・1991年)、東レジャパンクイーンズ(1995・1997年)など、数々の女子プロトーナメントの舞台となってきた。14番ホールは「魔女の谷」の通称で知られると伝えられ、公式サイトでも「名物ホール」に指定されている(パー4・バックティー420ヤード)。各ホールのパー・ヤーデージ・攻略のポイントは、以下のコースガイド欄に記載した。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
1番 パー5・520/490/473ヤード
パー5、バックティー520ヤード・レギュラーティー490ヤード・フロントティー473ヤード(いずれもベントグリーン基準)。左サイドから攻めるのが鉄則。セカンドショットをいかに右サイドに打てるか。
2番 パー3・189/170/135ヤード(ニアピンホール)
パー3、バックティー189ヤード・レギュラーティー170ヤード・フロントティー135ヤード(いずれもベントグリーン基準)。高低差5ヤードの打ち下ろしのショートホール。
3番 パー4・410/385/356ヤード
パー4、バックティー410ヤード・レギュラーティー385ヤード・フロントティー356ヤード(いずれもベントグリーン基準)。距離的には短いミドルホールだが難易度は高い。
4番 パー4・360/330/319ヤード
パー4、バックティー360ヤード・レギュラーティー330ヤード・フロントティー319ヤード(いずれもベントグリーン基準)。緩やかな打ち下ろしのミドルホール。左側にバンカーがあるのでティーショットの狙い目はやや右側。
5番 パー4・400/370/343ヤード
パー4、バックティー400ヤード・レギュラーティー370ヤード・フロントティー343ヤード(いずれもベントグリーン基準)。右にドッグレッグしておりフェアウェーも右から左に傾斜している。ティーショットは右山すそを狙う。
6番 パー3・215/190/173ヤード
パー3、バックティー215ヤード・レギュラーティー190ヤード・フロントティー173ヤード(いずれもベントグリーン基準)。距離の長いショートホール。
7番 パー5・530/510/475ヤード(ドラコンホール)
パー5、バックティー530ヤード・レギュラーティー510ヤード・フロントティー475ヤード(いずれもベントグリーン基準)。ティーイングエリアからグリーンまで打ち上げていくロングホール。
8番 パー4・430/400/380ヤード
パー4、バックティー430ヤード・レギュラーティー400ヤード・フロントティー380ヤード(いずれもベントグリーン基準)。右ドッグレッグのミドルホール。狙い目は左。
9番 パー4・415/380/354ヤード
パー4、バックティー415ヤード・レギュラーティー380ヤード・フロントティー354ヤード(いずれもベントグリーン基準)。緩やかな上りのミドルホール。狙い目はフェアウェーセンター。
10番 パー4・450/430/400ヤード
パー4、バックティー450ヤード・レギュラーティー430ヤード・フロントティー400ヤード(いずれもベントグリーン基準)。距離の長いミドルホール。狙い目は、やや左。
11番 パー3・168/145/125ヤード(ニアピンホール)
パー3、バックティー168ヤード・レギュラーティー145ヤード・フロントティー125ヤード(いずれもベントグリーン基準)。ティーイングエリアからグリーンまで広大な池が広がるショートホール。
12番 パー5・520/490/472ヤード(ドラコンホール)
パー5、バックティー520ヤード・レギュラーティー490ヤード・フロントティー472ヤード(いずれもベントグリーン基準)。緩やかな上りのロングホール。狙い目はやや左。
13番 パー4・375/350/322ヤード
パー4、バックティー375ヤード・レギュラーティー350ヤード・フロントティー322ヤード(いずれもベントグリーン基準)。セカンド地点はフェアウェーの平らな部分が少なくティーショットの落としどころがポイント。
14番 パー4・420/390/365ヤード(名物ホール)
パー4、バックティー420ヤード・レギュラーティー390ヤード・フロントティー365ヤード(いずれもベントグリーン基準)。左ドッグレッグのミドルホール。狙い目はやや右。
15番 パー4・415/380/355ヤード
パー4、バックティー415ヤード・レギュラーティー380ヤード・フロントティー355ヤード(いずれもベントグリーン基準)。右ドッグレッグのミドルホール。狙い目は右山すそ。
16番 パー3・180/150/132ヤード
パー3、バックティー180ヤード・レギュラーティー150ヤード・フロントティー132ヤード(いずれもベントグリーン基準)。打ち下ろしで距離のあるショートホール。
17番 パー4・435/410/390ヤード
パー4、バックティー435ヤード・レギュラーティー410ヤード・フロントティー390ヤード(いずれもベントグリーン基準)。セカンドから打ち下ろしのミドルホール。狙い目はフェアウェーセンター。
18番 パー5・580/540/522ヤード
パー5、バックティー580ヤード・レギュラーティー540ヤード・フロントティー522ヤード(いずれもベントグリーン基準)。セカンドから打ち下ろしのロングホール。狙い目はフェアウェーセンター。
出典:プリンス公式サイト(princehotels.co.jp/golf/seta/north/)、Wikipedia「瀬田ゴルフコース」、楽天GORA(https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/course_info/disp/c_id/520167/)、ゴルフダイジェスト会員権&旅行記事、「おもろいゴルフ座学」サイトの複数ソースで裏取り。設計者井上誠一、18ホール・パー72、バックティ7,012ヤード・レギュラー6,510ヤードは公式サイトと楽天GORAで一致確認。1978年開場(当初「新コース」)・1988年に北コースへ改称は、Wikipediaとゴルフダイジェスト会員権記事の2ソースで一致(プリンス公式サイトには開場日の明記なし、未確認)。楽天GORA評価は2026-09-24再fetchで★4.5・2,168件を確認。「行きっぱなし」の設計経緯は、Wikipediaの脚注が指す「おもろいゴルフ座学」記事、およびゴルフダイジェスト会員権記事の独立2ソースで裏付けが取れた。コースレート73.2はWikipedia単独記載で、公式サイト・楽天GORAでは確認できず未確認。マツダジャパンクラシック・東レジャパンクイーンズ・ミズノクラシック・TOTOジャパンクラシックの開催歴はWikipedia単独情報で、他ソースでの裏取りは今後の課題。14番「魔女の谷」はプリンス関連ページと「おもろいゴルフ座学」の2ソースで言及があるが、パー・ヤーデージの確認が取れず、holeNotesとしての追加は見送った。 追記(2026-09-25):公式サイトのコースレイアウトページ(princehotels.co.jp/golf/seta/north/course/)を直接取得し、18ホール分のパー・ハンディキャップ・4ティー(BACK/REGULAR/FRONT/PRINCE)別ヤーデージ表、および各ホールの「攻略法」テキストを転記した。BACK TEE合計はOUT 3,469+IN 3,543=7,012ヤードとなり、既存記載のバックティ7,012ヤードと完全に一致。REGULAR TEE合計はOUT 3,225+IN 3,285=6,510ヤードとなり、既存記載のレギュラー6,510ヤードとも完全に一致した(この2点の一致は、ページ内の合計欄とholeNotes元データが独立した2箇所の表示ブロックで完全一致したことでも裏付けられる)。2番・11番はニアピンホール、7番・12番はドラコンホール、14番は名物ホールと公式サイトに明記されている。PRINCE TEEの8番のみ、ヤーデージ表ブロック(323yd)と個別ホール詳細ブロック(297yd)で表記が食い違っていたため、holeNotesにはBACK/REGULAR/FRONT TEEのみ採用しPRINCE TEEは記載しなかった。14番「魔女の谷」の通称自体は本ページには記載がなく、従前どおりWikipedia等の言及に基づく(sourceNotes前段参照)が、パー・ヤーデージは今回公式サイトで確認できたため、従前の「記載を見送る」という表記は解消した。