コース設計の原理/コースガイド
TPCソーグラス スタジアムコース(TPC Sawgrass, Stadium Course)
アメリカ合衆国フロリダ州ポンテベドラビーチ/開場1980年
設計:ピート・ダイ
ピート・ダイが元PGAツアーコミッショナーのディーン・ビーマンと協働して設計した、PGAツアー「THE PLAYERS Championship」の恒久開催コース。パー3・17番の「アイランドグリーン」は、ゴルフ界で最もよく知られるホールの一つとされる。
TPCソーグラス スタジアムコースは1980年に造成され、1981年にTHE PLAYERS Championshipの恒久的な開催地として開場したと伝えられている。設計はピート・ダイによるもので、当時のPGAツアーコミッショナーであったディーン・ビーマンとの協働により、観客が試合を観戦しやすい「スタジアムコース」というコンセプトが打ち出された。
最大の名物ホールは、パー3・17番の「アイランドグリーン」である。当初の設計図では池を右手に配した通常のパー3が予定されていたが、コース造成のためにバンカーの砂を大量に採取した結果、周辺の池が巨大な採掘跡となり、ダイの妻でありゴルフコース設計家でもあったアリス・ダイの提案により、グリーンをそのまま島状に残す形に変更されたと伝えられている。当初から意図されたアイランドグリーンではなく、造成上の制約から生まれた結果であるという成立過程が複数の資料で語られている。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
17番 パー3・約137ヤード(アイランドグリーン)
コース全体の中で最も距離が短いホールでありながら、グリーン全体が池に囲まれた「アイランドグリーン」であることから、ゴルフ界で最もプレッシャーの大きいパー3の一つとされる。THE PLAYERS Championship最終日には、このホールでの池ポチャがしばしば試合の帰趨を左右してきたと伝えられている。
コース全体のルーティング概観
出典:Wikipedia「TPC at Sawgrass」、Golf Digest「Players 2026: Pete Dye had very different plans for TPC Sawgrass' 17th hole」、Today's Golfer「Pete Dye: The remarkable story of the 17th at TPC Sawgrass」、TPC公式サイト(tpc.com/sawgrass)等をもとに構成。造成年(1980年)と開場年(1981年)の表記が資料により分かれるため両方を明記した。(2026-09-23再確認:17番アイランドグリーンが約137ヤード・パー3であることをtpc.com公式ヤーデージガイド(PDF)で再確認、既存記載に変更なし)