コース設計の原理/コースガイド
ホエーリング・ストレイツ(Whistling Straits, Straits Course)
米国ウィスコンシン州ハーベンウッド(ミシガン湖畔)/開場1998年
設計:ピート・ダイ
1998年開場、ピート・ダイと妻アリス・ダイが手がけたミシガン湖畔のリンクス風コース。廃棄された飛行場跡地を、羊が放牧される起伏豊かな海岸型リンクスへと作り替えた。PGA選手権を3度、2021年ライダーカップを開催した名物17番「ピンチド・ナーブ」で知られる。
ホエーリング・ストレイツのストレイツコースは1998年、ピート・ダイとアリス・ダイ夫妻の設計により開場した。敷地はかつて「キャンプ・ヘイブン」と呼ばれた廃棄飛行場で、ダイ夫妻はここに伝統的なシーサイドリンクスを再現するという構想のもと、ミシガン湖に面する8ホール、スコットランド原産のブラックフェイス種の羊、3つの石橋、最大約24メートル(80フィート)の高低差を組み込んだコースを作り上げたと伝えられている。深いポットバンカーと草で覆われた砂丘、湖からの強風にさらされる立地は、ダイが1963年のスコットランド旅行以来追求してきたリンクス的な作風を色濃く反映しているとされる。
17番「ピンチド・ナーブ」はパー3・223ヤードの名物ホールで、湖畔沿いの劇的なショートホールとして知られる。コースはPGA選手権を2004年(優勝ビジェイ・シン、プレーオフ)、2010年(優勝マルティン・カイマー、プレーオフ)、2015年(優勝ジェイソン・デイ)の3度開催したほか、2007年の全米シニアオープン、2021年のライダーカップ(米国19-9で勝利)の会場にもなった。
各ホールのヤーデージ・レイアウト・マネジメント
17番 パー3・223ヤード(愛称"ピンチド・ナーブ")
ミシガン湖畔に張り出す形で置かれたグリーンを狙う、コース終盤の劇的なロングパー3。距離があるうえ湖からの風の影響を強く受けるため、大会終盤の勝負どころとしてたびたび注目されてきたホールとされる。
出典:公式サイト(kohlerwisconsin.com/kohlerarchives.com)、Wikipedia英語版「Whistling Straits」、Golf Club Atlasで確認。1998年7月開場、ピート・ダイ&アリス・ダイ設計、敷地はかつて「キャンプ・ヘイブン」(1949〜1959年運用の陸軍高射砲訓練施設)だった廃棄飛行場、17番「ピンチド・ナーブ」はパー3・223ヤード(公式ホールガイドで確認。他サイトに249ヤード表記もあるが公式値を採用)、PGA選手権2004・2010・2015年、全米シニアオープン2007年、2021年ライダーカップ米国19-9勝利はいずれも公式サイト・PGA選手権公式記録・Wikipediaと一致し修正不要と判断。ミシガン湖畔8ホール・羊(ブラックフェイス種)・石橋3つ・最大高低差約24m(80ft)は今回の情報源では直接の裏付け・反証とも得られず、既存記載を維持した。