Titleist(タイトリスト)/ウェッジ
Vokey Design SM10
Bob Vokeyのウェッジ専業ブランドVokey Designの現行シリーズ。ロフトごとに重心位置を変えるProgressive Center of Gravity設計と、複数のソール形状(グラインド)展開を特徴とする。
Vokey Designは、パター専業だったScotty Cameronと並び、ウェッジという単一カテゴリに特化した専業ブランドとして知られる(創業者Bob Vokeyの経歴詳細は今回未検証)。SM(Spin Milled)シリーズは、フェースの溝(グルーブ)を1本ずつ精密にミーリング加工することでスピン性能の再現性を高めることを訴求しており、SM10ではロフトが上がるほど重心位置をフェース側へ寄せる「Progressive Center of Gravity」設計を採用しているとされる。
もう一つの特徴が、S・M・F・K・Lなど複数のグラインド(ソール形状)展開で、リーディングエッジやトレーリングエッジの削り方を変えることでバンカーや硬いライ、ラフなど異なる状況への適合を図る。溝の形状・体積は2010年のUSGA/R&Aによるグルーブ規制(溝の体積・エッジ形状の規制強化、ツアー2010年施行・一般競技2024年施行)に準拠する範囲で設計されており、この規制自体はメーカー横断の業界共通ルールである点は確度が高い。個々の技術用語の定義(Progressive CG等)はTitleist公式の製品説明に基づき、独立検証は今回できていない。
使用プロ
- Justin Thomas — 2024年のジ・アメリカンエキスプレスでSM10ウェッジを使用したことがGolfWRXのWITBフォーラムで報告されている(優勝など特定の実績への紐付けは確認できていない)。
出典: Titleist/Vokey公式サイト(製品説明)。USGA/R&Aのグルーブ規制(2010年導入・2024年全面適用)は公式資料で裏付け済み。個別モデルの重心設計・グラインド名称の詳細は公式発表ベース。