ゴルフボールの原理/変遷史
タイガーが最後に選んだボールメーカー——ブリヂストン契約の内幕
2016年12月、タイガー・ウッズはブリヂストンとの独占契約を発表した。ナイキのクラブ・ボール事業撤退という業界地図の変化の中で、なぜブリヂストンが選ばれたのか。
2016年12月、契約発表
タイガー・ウッズとブリヂストンゴルフの独占契約は2016年12月15日に発表されたと複数の海外メディアが報じている。契約直前の同年12月初旬、Hero World Challengeでウッズがブリヂストンのボールをテスト使用していたことが契機になったと伝えられており、契約発表時点で使用を表明したモデルはTour B330-Sだったとされる。
ナイキ撤退という背景
ウッズはそれ以前、長年にわたりナイキのボールを使用していたが、ナイキが2016年にクラブ・ボール製造事業から撤退したことが、契約の直接的な背景として複数のメディアで指摘されている。世界最高のゴルファーの一人が用具メーカーを失うという、業界内でも異例の状況が生まれていた。
契約年の食い違いについて
なお、ブリヂストン側のメーカー史では契約開始を2014年とする記載も存在し、本記事が依拠する2016年12月の契約発表報道と年に食い違いが見られる。これは「非公式なテスト使用の開始時期」と「独占契約の正式発表」が異なるタイミングを指している可能性があり、現時点でどちらが正確かの一次資料による確定はできていない。契約条件(金額等)も非公開のままである。ウッズは2025年1月にもブリヂストンとのボールスポンサー契約を再契約したと報じられている。
関連記事:ブリヂストンTOUR Bの開発思想。
よくある質問
- タイガー・ウッズはいつブリヂストンと契約しましたか?
- 2016年12月15日に独占契約が発表されたと複数の海外メディアが報じています。ただしメーカー側の資料では2014年という記載もあり、正確な起点には情報源による差異があります。
- なぜナイキからブリヂストンに移ったのですか?
- ナイキが2016年にゴルフクラブ・ボールの製造事業から撤退したことが直接の背景とされています。契約直前にHero World ChallengeでブリヂストンボールをテストしていたことがきっかけだったとGolf.comなどが報じています。
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