コース設計の原理/変遷史
土地に逆らわない設計とは何か——ドナルド・ロスの「ナチュラルネス」哲学
スコットランドからアメリカに渡ったドナルド・ロスは、生涯で数百のコースに関わったとされる。過度な土地改変を避けた彼の設計哲学「ナチュラルネス」とは何を意味していたのか。
渡米からパインハーストへ
ドナルド・ロスは1899年に渡米し、当初マサチューセッツ州のオークリー・カントリークラブに着任したとされる。翌1900年、パインハースト・リゾートのゴルフプロに就任し、以後同地を拠点にコース設計のキャリアを本格化させたとされる。
「ナチュラルネス」という設計思想
ロスの設計哲学の核心は、各ホールに異なる課題を提示しつつ、過度な土地造成を避けて自然の地形を活かす「ナチュラルネス(naturalness)」にあったとされる。代表作として、パインハーストNo.2のほか、セジフィールド・カントリークラブ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)、ホープバレー・カントリークラブ(同州ダーラム、1927年)、アッシュビル・ミュニシパル・ゴルフコース(1927年)などが知られているとされる。
生涯にわたる設計活動と最期
ロスは生涯にわたり数百のコースの設計・監修に関わったとされ、その活動範囲は晩年まで続いたとされる。1948年4月26日、ノースカロライナ州のローリー・カントリークラブの設計を手がけている最中に死去したとされる。設計哲学の詳細については、ロス自身の著作を含む一次資料での裏取りが今回は行えておらず、経歴・代表作を中心とした記述にとどめている。
よくある質問
- ロスの設計哲学「ナチュラルネス」とはどのような考え方ですか?
- 各ホールに異なる課題を提示しながら、過度な土地造成を避けて自然の地形をできるだけ活かす設計思想とされます。
- ドナルド・ロスはいつアメリカに渡りましたか?
- 1899年に渡米し、翌1900年にパインハースト・リゾートのゴルフプロに就任してコース設計のキャリアを本格化させたとされます。
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