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クラブ/メーカーガイド

ミズノ(MIZUNO)

1906年創業のスポーツ用品総合メーカー。1933年の国産初鍛造アイアン発売以来、軟鉄の鍛流線(グレインフロー)を活かした鍛造アイアンの製法で知られ、ニック・ファルドやサンディ・ライルら海外トッププロにも使用された。

ミズノは1906年、水野利八・利三兄弟が大阪で「水野兄弟商会」として創業したスポーツ用品総合メーカーで、1933年に国産初の鍛造アイアン「スターライン」を発売してゴルフクラブ事業に参入した。

製法面での中核をなすのが、1本の丸棒からネック部とフェース部を一体成型し金属内部の鍛流線(グレインフロー)を途切れさせない「グレインフローフォージド製法」で、鍛造専門メーカーの中央工業との提携(1968年〜)を通じて培われたとされる。ただし製法の確立時期そのものを明記する一次資料は確認できず、特許出願は2001年(特許第3916954号、世界8カ国で取得)となっており、提携開始年と特許化の間には時系列上の整理が必要な点に留意したい。1980年代後半〜90年代には「MP」シリーズが海外で高い評価を得て、ニック・ファルド(1987年全英オープン、1989年マスターズ)やサンディ・ライル(1988年マスターズ)が使用した実績が伝えられているが、この点は単一の海外メディア記事に基づく記述であり、他ソースでの裏取りは確認できていない。

代表的な製品ラインはスターライン(1933年)、ゴールドメダル(1954年)、ミズノプロ MPシリーズ(1994年〜海外展開)、近年のJPXシリーズである。

代表モデル

  • MP-14アイアンアイアン・1994年

    1994年発売のマッスルバック(ブレード)アイアン。ミズノのグレインフローフォージド製法を象徴するモデルの一つで、アマチュア時代のタイガー・ウッズが使用したことでも知られる。

  • ST-Zフェアウェイウッドウッド・2021年

    2021年発売。第3世代の高強度スチールフェース「MAS1C」とカーボンコンポジット製クラウンを組み合わせ、低重心化とボールスピード向上を狙ったフェアウェイウッド。派生モデルST-Z 230(2023年)ではソール剛性を高める新チャンバー構造を追加した。

  • ST-Zドライバードライバー・2021年

    2021年発売。低スピン・高慣性のZ軸重量配分と鍛造チタンフェースを組み合わせたヘッドサイズ460ccのドライバー。以降ST200・ST220・ST230と世代を重ねている。

  • JPX925 Fli-Hiユーティリティ

    Mizuno JPXシリーズのユーティリティ(ハイブリッド)で、ロングアイアンの代替として設計されたモデル。17-4ステンレス鋼フェースと431ステンレス鋼ボディの組み合わせ、ロフトに応じて形状を変える「Flow Profile Design」を特徴とする。

  • Mizuno Pro T-1ウェッジ

    ミズノのツアー向けラインMizuno Proの現行ウェッジ。1025純鉄に銅の下地層を重ねた素材とグレインフローフォージドHD製法、6種類のソールグラインドを特徴とする。