クラブ
クラブのメーカーガイド
ブランドごとの設計思想の変遷を1ブランド1ページで体系化しています。
Titleist(タイトリスト)
1932年、ゴム加工業Acushnet Process Companyのゴルフボール部門として分社。「均一な品質のボール」を追求した創業の姿勢は、現在のクラブ設計における精密なフェース剛性・重心制御の思想にも引き継がれているとされる。
TaylorMade(テーラーメイド)
1979年、自宅を担保に借り入れた資金でメタルウッド専業として創業。木材(パーシモン)から金属への素材転換を業界に先駆けて主導し、以後もR7 Quadの可変ウェイト機構、M1のマルチマテリアル構造など「素材と重量配分」の技術転換を繰り返してきたメーカー。
Callaway(キャロウェイ)
繊維業界出身のEly Callawayがシャフトメーカーの買収から参入し、1991年のBig Berthaで「大型ヘッド=寛容性」という市場を切り開いたメーカー。近年はJailbreak構造やAI設計フェースなど、力学と計算科学を組み合わせた技術開発を特徴とする。
PING(ピン)
GEのエンジニアだったKarsten Solheimが自宅ガレージで始めたパター製作が起源。ヒール・トゥ加重による慣性モーメント(MOI)の考え方をいち早くクラブ設計に持ち込み、周辺加重アイアン・カラーコードフィッティングなど「物理と個人適合」を軸にした設計思想で知られる。
本間ゴルフ(HONMA)
横浜のゴルフ練習場運営を母体に、山形県酒田市の自社工場で「Made in Japan」の職人技を前面に打ち出すメーカーへと発展。国産初のカーボンシャフトクラブ投入など、日本メーカーとしての技術的な先駆例を持つ。
ブリヂストン(BRIDGESTONE GOLF)
タイヤメーカーとしてのゴム・接地面制御の知見を、クラブフェースのミーリング加工などに応用しているとされるメーカー。1972年の合弁会社設立によるクラブ事業参入を経て、1982年に自社ブランドを確立した。
ミズノ(MIZUNO)
1906年創業のスポーツ用品総合メーカー。1933年の国産初鍛造アイアン発売以来、軟鉄の鍛流線(グレインフロー)を活かした鍛造アイアンの製法で知られ、ニック・ファルドやサンディ・ライルら海外トッププロにも使用された。
Odyssey(オデッセイ)
非金属インサート+ウレタンフェースによる打感改善を掲げて創業したパター専業ブランド。1997年にCallaway傘下となり、「2ボール」形状のWhite Hotシリーズで市場の主流ブランドの一つとなった。
Scotty Cameron(スコッティキャメロン)
少年期に父からガレージでのパター製作を学んだDon "Scotty" Cameronが独立して興したパター専業ブランド。1993年マスターズでのバーンハード・ランガー優勝を機に知名度を高め、1994年にTitleist(Acushnet)と専属契約を結んだ。